AIR CRAFT
L-19E-1 CESSNA
U.S.A(アメリカ製)
【説明】
アメリカで量産型L-19Aバードドッグのデリバリーが1950年12月に開始され3,400機以上生産されるヒット作となりましたが、日本陸軍はこれを陸軍最後の固定翼連絡機として使用していました。この種の機体としてはもっとも完成度が高く、戦場での手荒な扱いにも耐える頑丈さを持ち、操縦性・整備性ともに容易でエンジンパワーに余裕がありました。陸上自衛隊は保安隊から改編される1ヶ月前に受領し、107機を運用。その後富士重工業で主翼強化型フラップ電動式となったL-19E-1が国産化され、陸上自衛隊は14機を取得しました。これらバードドッグは各方面航空隊に配備されていましたが、70年代半ば以降、OH-6Jに交替し退役しました。
- 【登録】
- JG1209,JG1210
- 【全幅】
- 10.97m
- 【全長】
- 7.34m
- 【全高】
- 2.59m
- 【エンジン】
- コンチネンタル O-470-11 空冷水平対向6気筒(213hp)
- 【最大離陸重量】
- 1,000kg
- 【機体重量】
- 830kg
- 【最大巡航速度】
- 250km/h
- 【最大航続距離】
- 470km
- 【運航乗員数】
- 2名
- 【初飛行年月日】
- 1950年
- 【生産機数】
- 14機