AIR CRAFT
YS-11A-500 日本航空機製造
JAPAN(日本製)
【説明】
第二次世界大戦の敗戦で一切の航空活動を禁じられた日本ですが、国内の機体メーカー6社(三菱重工業、川崎航空機、富士重工業、新明和工業、日本飛行機、昭和飛行機)が1957年5月1日、財団法人輸送機設計協会を設立し、研究作業に着手しました。その結果短距離離着陸性能を持った60席級のターボプロップ機という基本案がまとめられ、これに基づいていくつもの案が検討されることになったのです。そのうちエンジンに第1案のロールスロイス、主翼面積にも第1案のものが採用され、この案の番号と「輸送機設計協会」の頭文字を合わせ、機体名称をYS-11としました。従ってよく「ワイエスイレブン」と呼ばれますが、正式には「ワイエスいちいち」と言うのが正しいことになります。
- 【登録】
- JA8777,JA8781,JA8805
- 【全幅】
- 32.0m
- 【全長】
- 26.3m
- 【全高】
- 8.98m
- 【主翼面積】
- 94.8㎡
- 【エンジン】
- RRダートMk542-10K(3,060shp)
- 【最大離陸重量】
- 25,000kg
- 【機体重量】
- 15,419kg
- 【最大巡航速度】
- 546km/h
- 【最大航続距離】
- 1,090km
- 【離陸距離】
- 1,280m
- 【着陸距離】
- 668m
- 【座席数】
- 64席
- 【運航乗員数】
- 2名
- 【初飛行年月日】
- 1962年8月30日
- 【初就航年月日】
- 1965年4月1日
- 【生産機数】
- 182機